「減らす=我慢」じゃない。賢くスリム化して、未来に余裕を。
アラフィフ世代になると、老後のこと、健康のこと、親の介護、仕事の将来…いろんな「不安」がちらついてきます。特にお金の不安。「年金だけで生活できるのかな?」
「退職金もボーナスも期待できないし、今から何か始めなきゃ…」そう思いながも、具体的にどう動いていいかわからない人も多いのではないでしょうか?そこでカギになるのが、“生活費をミニマム化”する習慣づくり。「節約」よりも、「暮らしの無駄を整える」という感覚で、将来への不安がぐんと軽くなるんです。
・収入が減っても慌てない
・貯蓄や投資に回せるお金ができる
・老後も「身の丈の暮らし」が無理なく続く。(これ本当に大事!)
・メンタルにもゆとりが生まれる
つまり、生活コストが低い=人生のハードルが低いということ。
収入が増えるのを待つのではなく、「支出のバランスを整えること」で、すぐに手ごたえを感じられるのが大きな魅力です。
1. 固定費の見直しは「まず通信費・保険・サブスク」から!
・格安スマホに変える
※アラフィフ世代は、ソフトバンク、ドコモ、auなど大手キャリアスマホを使っている方が多いのはず。そこから格安スマホに切り替え場合、「これまで使ってた携帯番号やメールアドレスも変っちゃうんでしょ・・?銀行、クレカ、その他もろもろの登録を修正しなくてはならないのは非常に面倒。。」と思うはず。私もその一人でした。でも、番号はそのまま使えますし、メルアドも若干の費用はかかりますが(私はソフトバンクからワイモバイルに変更)年間3000円ほどでアドレスは引き継げます)継続できます。今使っているキャリアの窓口で相談してみてはいかがでしょうか?
・不要な保険の見直し(掛け捨てで十分なことも)
※似たような内容の保険をいくつか抱えていないか、今の自分に適した内容かどうかを一度見直してみましょう。
・サブスクの「惰性契約」を一掃
※なんとなく入ったっきり、ほぼ使っておらず、また何に入っているのか分からないけど毎月いくらか引き落とされてる、などこのような状態は一度腰を据えて洗い出しをし、解約してしまいましょう!出ていくお金は自分がしっかり認識出来ているものだけに。
→月5,000円浮くだけでも、1年で6万円。10年で…と思えばインパクト大!
2. “まとめ買い&冷凍”で食費のムダを減らす
アラフィフ世代は体調管理も大事なので、“食費を削る”より“ムダを省く”のが正解。
・週1のまとめ買い
※必要なものをメモする習慣をつけましょう。冷蔵庫、冷凍庫の中を確認して買い忘れや、買いすぎがないように。1週間で使い切る食材を目安に。
・冷凍保存の活用
※最近は、野菜の冷凍ものもあるので、生野菜を使い切れなさそうな週は、冷凍ものを活用しても良いと思います。私は、ブロッコリー・しいたけ・レンコン、など冷凍ストックをしています。
・お弁当やスープジャーの持参
→外食よりも体にやさしく、自然とお金も貯まる一石二鳥。
3. 「なんとなくコンビニ」「ご褒美スイーツ」を習慣化しない
つい寄ってしまうコンビニ、つい買ってしまうご褒美。これが月5回でも、年間数万円の出費に。
→“楽しみ”はOK。でも、「週1だけOK」などルール化すると罪悪感も減り◎。
4. 「○○だから買う」を減らす。感情消費に気づく
・ストレス発散
・暇つぶし
・ポイントのために買う
・特に欲しいわけではないのに「バーゲン」「限定」だから買う
そんな“感情で動く消費”が、実は一番ムダを生みやすいんです。
→買う前に10秒立ち止まって「これ、今本当に必要?」と自問する習慣を。
5. 服は“制服化”で迷わない&時間とお金の無駄が減る
・似合うスタイル(形)を3〜4パターン決める
※スカートでもフレアが似合うタイプか、タイトが似合うタイプか。パンツならワイドが 似合うのかストレート、テーパードなどどのタイプが合うのか。
「好きな」服と「似合う」服は違います。アラフィフはもうそれに気づいているはず。自分が着ていて一番落ち着き、一番素敵に見えるものだけに集約していきましょう。
・尚且つ、似合う色を把握する
・「お気に入りが少しある」状態を目指す
→結果的に“迷い買い”が減り、「着るものが無い!」と焦ったりせず時間もお金も浮くように。
6. 「美容投資」は“お気に入りを育てる”スタイルに
あれこれ試すより、
・本当に効果を感じたアイテムをリピート
・セールやSNSに流されない
→美容費も「自分基準」で選ぶと、満足度もコスパも高くなる!
7. 毎月1回「振り返り日」をつくる
・今月何にお金を使った?
※私はクレカの使用明細が出るタイミングで、ひと月分の振り返りと次月の予算を洗い出します。作業としてはそんなに時間はかかりませんが、これをやっておくと、万が一クレカの不正使用をされていても気付けます。
・後悔した買い物は?
・今月の“自分に◎だった行動”は?
→感情とお金のつながりに気づくことで、ムダな支出を自然に減らせるようになります。
最後に
ミニマムな生活は“苦しさ”ではなく“身軽さ”
生活費をミニマムにするのは、決して「我慢」ではありません。本当に必要なもの、好きなものに囲まれて暮らすための“整える習慣”。そして、未来に向けて“自分で選べる人生”をつくるための、ひとつの準備です。「いまからじゃ遅い」なんてことはありません。アラフィフの今だからこそ、“自分らしい生活の土台”を見直すチャンスにしていきましょう。