若い頃は「収入を増やすこと」が第一優先だったのに、アラフィフになった今、ふと考えるようになりました。
“お金って、本当は何のためにあるんだろう?”
贅沢をしたいわけでもない、我慢だけの人生にもしたくない。だからこそ、今一度「お金の価値観」を見直すことが、この先の暮らしをぐんと豊かにしてくれるカギになります。
これまでのお金との関わりは、「足りるか」「老後が怖い」「貯金がなかなか増えない」など、不安ベースの思考に支配されがちでした。でも、これからの人生を心地よく生きていくためには、“お金=安心の土台であり、豊かさのパートナー”という視点への転換が必要でだと思うのです。
アラフィフが見直したい「お金のマインドセット(心の持ちよう・思考のクセ)」5つ
1. 「人と比べる」をやめて、自分軸に戻る
SNSや雑誌で目にするのは、成功例・キラキラ例がほとんど。でも、それは大抵「普通」ではなく、「特別」なことの方が多いのです。
→自分の収入・支出・価値観に合ったペースを大切に。
安心感は、「比較」ではなく「自分を知る」ことから始まります。
2. “使わないこと”が正義ではない
節約や貯金は大事。だけど、「使うときには気持ちよく使う」というメリハリも大切です。
・自分を整える美容
・心を潤す趣味
・人とのつながりに投資する時間やお金
これらは、「豊かさ」の源。ケチること=正解ではありません。
3. 「安心のためのお金」は“感情の管理”とつながっている
急な支出に対応できるように、医療・介護・災害…人生にはいろんな「もしも」があります。
→“貯めておくこと”は、感情の安定剤。
不安に振り回されない自分をつくるための準備です。
4. 「過去のお金の使い方」を責めない
「あの時こうしておけば…」と後悔すること、ありませんか?でも、過去の自分もそのときなりにベストだったはず。
→大事なのは“これからどうするか”。
未来を変えられるのは、今日の一歩です。
5. 「豊かさ」の定義は、収入の多さではなく、満足度
どんなに収入があっても、疲れ切っていて、やりたくないことばかりしていたら心が消耗します。
一方で、
・好きなものに囲まれて
・健康で
・人間関係が穏やかで
・自分の時間が持てる
そんな暮らしこそ、“心の豊かさ”を感じる土台になります。
最後に
人生後半戦だからこそ「整える」チャンス
アラフィフは、まだまだ変われる世代。見直せるし、学び直せるし、選び直せます。お金に対するマインドを少しだけ整えることで、人生の景色はぐっと変わります。焦らず、比べず、自分の「ちょうどよさ」を見つけること。それが、これからの心地よいお金との付き合い方になるはずです。一緒にマインドをブラッシュアップしませんか?