「髪にコシが無くなった」
「分け目が目立つ」
「白髪が…」
「抜け毛が増えて毛量が…」
アラフィフになると、肌だけでなく髪の悩みもいろいろと増えてきます。ハリやコシがなくなったり、パサつきやボリュームダウンが気になったり。髪のエイジングケアは見た目の印象を大きく左右します。また、自分は鏡で正面からばかり見ていますが、他の人からは後ろ姿もよく見られています。髪の劣化は、後ろ姿からも「エイジング」を強調してしまいます。髪に適度なツヤがあるだけで若々しく見えるもの。だからこそ、まずは髪からエイジングケアを始めてみませんか？
今回は、アラフィフ世代におすすめの髪のエイジングケア方法と、そのメリットについてご紹介します。
髪のエイジングサイン、放置していませんか？
当たり前ですが、髪も肌と同じく、年齢とともに変化していきます。
気づかないうちにこんなサインが出ていたら要注意！
✔ パサつきやすくなった
✔ ハリやコシがなくなった
✔ 髪が細くなり、ボリュームが減った
✔ 分け目が太くなり地肌が目立つようになった
✔ 白髪や抜け毛が増えた
これらは、頭皮や髪の老化が原因です。
正しいケアが出来ているのか、シャンプー類が自分の今の髪に合っているのか、見直しが必要です。早めに対策をすれば、若々しい髪をキープできます。
髪のエイジングケアは頭皮から始めるのがカギ
髪の健康は、頭皮環境で決まります。
私は、年齢とともに頭皮も乾燥するようになりました。今までと同じようにシャンプーしていても、汚れだけでなく皮脂も取れすぎているようでした。白髪のケアで白髪染めもし始めたので、頭皮へのダメージも加速し始めましたが、現時点では白髪をそのままにする気持ちはありません。でも、カラーをする度に、頭皮にかゆみが出るようになりました。
頭皮ケアのポイントはコレ！
① 潤いサポートをしながら優しく汚れを落とす
シャンプーをする前に、ホホバオイルなどの植物由来オイルで頭皮をマッサージします。毛穴詰まりした脂と、オイルが馴染むことで汚れが浮き上がりやすくなります。また、乾燥しがちな地肌に栄養と適度な保湿力を与えてくれ、新陳代謝を促しながら、乾燥によるかゆみなども軽減してくれます。ある程度頭皮を柔らかく揉みこんだら、続けてシャンプーをします。
シャンプー後、地肌の乾燥からくるかゆみなどがある場合、今使っているシャンプーが地肌にとって洗浄力が強すぎるということもあります。アミノ酸系やノンシリコンのスカルプシャンプーを試してみることもおすすめです。
② 頭皮マッサージで血行促進
①のシャンプー前のオイルマッサージもそうですが、固くなりがちな頭皮をマッサージして和らげると血行が良くなります。血行が良くなると、頭皮に栄養が巡りやすくなりますし、頭皮が元気だと、顔のたるみ改善や、顔色の透明感なども違ってきます。
③ パサつき髪には、キューティクルを強力にサポートするシャンプー等を選ぶ
私の場合、若い頃から髪質が乾燥よりで、梅雨時期などは広がりやすく、扱いにくい髪だったため、これまでにもいろんな商品を買っては失敗し（自分の髪に合わない）を繰り返してきました。エイジングも加わり、髪の悩みは増すばかりです。
ところが最近、圧倒的に髪質が変わるシャンプーに出会いました。頑固な乾燥髪が、翌朝のまとまり感、日中のまとまり感、コテ巻きした後のカールキープ力など、これまでに無い満足感で感動！長く生きてくると、技術革命により諦めかけたことにも光が当たるタイミングが来るんですね。とりあえず私の中ではリピート確定で当分シャンプー迷子になることはなさそうです。
ちなみに今は、
シャンプー：花王 ジ アンサー
ヘアマスク（これを毎日トリートメント代わりに使用）：資生堂フィーノ
がスタメンです。ジ アンサーは最初使用した時にはトリートメントも同ブランドで買ったのですが、私の場合これの良さはあまりよく分からず、昔から使っているフィーノを合わせた方が髪には合っているようでした。さらに、Amazonで買ったお風呂で使う超音波トリートメントアイロンを使って、ヘアパック後に、髪を数束に分けて、このアイロンで数秒ずつ挟み栄養分を髪内部に閉じ込めるケアを毎日しています。ものの数秒なのでさして面倒ではありません。この機器を使うことで、美容室でトリートメントをしてもらった時のように手触りも仕上がりも違います。美容室での施術料金を考えると、自宅でのこのケアは苦も無く出来る範疇でありながら、コスパ最強だと思っています。
インナーケアで髪に栄養補給を！
髪のエイジングケアは、外側からだけじゃ十分ではありません。食事やサプリで髪に必要な栄養をしっかり摂りましょう。
髪に良い栄養素はコレ！
• たんぱく質（髪の主成分）
肉や魚、大豆製品でしっかり補給。
• ビタミンB群（健やかな髪の成長をサポート）
豚肉やレバー、卵に多いです。
• 亜鉛（髪のハリやコシに）
牡蠣やナッツ、レバーに豊富。
• オメガ3脂肪酸（乾燥対策に）
青魚やアボカド、ナッツ類で潤いをキープ。
食事での意識改善はもちろんですが、私はサプリメントも飲んでいます。
特に、髪で言うなら「ビオチン」はおすすめです。髪の伸びも違いますし、分け目が気になるかな？と思っていたところがふと気付くとそう気にならなくなっていました。なんせ、爪の伸びが早いので効果が分かりやすいです。あとは亜鉛とヘム鉄。抜け毛予防に効果があります。
髪のUVケア
髪も地肌も、顔と同じく紫外線ガードを忘れずに。紫外線が及ぼす悪影響は本当に多大です。きっちり守ってあげましょう。
• UVカットスプレー
紫外線は頭皮や髪の老化を早める原因。外出前にサッとひと吹きが習慣。
• いつでも日傘
コスパが良いのはこちらの日傘かもしれません。３月頃から軽量の小さな日傘は必ず玄関にスタンバイして持ち忘れを防ぐようにしています。
髪が決まると「顔の印象」も若返る
髪がツヤツヤだと、それだけで5歳若見えが叶います。逆に、パサついた髪やボリュームのない髪は、どうしても老けた印象に。
✔ フェイスラインに少しレイヤーをつけることでたるみ印象をカバー。
✔ トップにボリュームを持たせることで小顔効果。
✔ ツヤ感のあるヘアカラーで顔色も明るく。
髪を整えるだけで、メイクやファッションが映える効果もあります。髪は顔の額縁だからこそ、まずは髪のエイジングケアから始めるのが得策です。
最後に
髪のエイジングケアを少しずつはじめてみませんか？
1. 頭皮ケアで根本からエイジング対策
2. インナーケアで髪に必要な栄養を補給
3. 髪や頭皮も紫外線から守る
4. 髪のツヤやボリュームで顔の印象も若返り
今日からできる髪のエイジングケアで、一緒に髪を慈しみましょう！
